こんにちは。
南青山にある足の専門科
オーダーメイド矯正インソール製作数日本一の
南青山『足から治療院』Creareクレアーレ代表
フットマスターの新保泰秀です。
今日は前回に続き
間違いだらけの歩き方シリーズ第5弾
『地面を蹴って歩いていませんか?』についてお話します。
『間違いだらけの歩き方』過去の記事はこちらから↓
>>間違いだらけの歩き方①『体重を乗せる位置は?』
>>間違いだらけの歩き方②『つま先重心はNG?』
>>間違いだらけの歩き方③『靴底の減り方からわかるお身体の不調』
>>間違いだらけの歩き方④『膝を曲げて歩いていませんか?』
地面を蹴って歩いていませんか?
毎朝の通勤・通学時、
どこかにお出掛けする時、
何かしら急いでいる時に、
早足で歩いている と感じたことはありませんか?
そんな時は
できるだけ前に進もうと
後ろ足でギュッと蹴るようにして
その勢いで歩幅を広くしようとします。
実は こういった歩き方をする方は
普段ゆっくり歩いている時も
いつの間にか地面を蹴って歩いている傾向があります。
足を前に出した距離=大股で歩けば
自然と早く前に進む、といったイメージを持っていませんか?
実はこれが大きな間違いなのです!!
どんなに大股で歩いているつもりでも
膝を曲げて足首を使わずに歩いていると
前足への重心移動がうまくできません。
逆に こんな風に歩いていては
膝や太ももの筋肉を過度に使うので
すぐに疲れてしまいます。
そして
前回のブログにも書かせていただいた通り
膝が曲がる事で 猫背になったりへっぴり腰になり
腰が落ちてしまいます。
そして これらの土台の歪みにより、
それは肩こりや頭痛にも繋がりかねません。
大切なのは足首を意識する事
こちらの図をご覧ください。
一歩を踏み出す時に
後ろの足首をしっかり使っている歩き方だと
その可動域分だけ 一歩につき靴のサイズひとつ分程度
長い歩幅で自然と歩くことになります。
そして
前足に重心がしっかりと乗っている為
地面を蹴らなくてもスムーズな体重移動をして
前に進む事ができるので
疲れづらく 且つ 颯爽と姿勢良く歩けるのです。
後ろ足は蹴らずに
後ろ足の中指と薬指を意識して
前足のバランスポイントに乗り込みます。
重心を 前方に送るイメージです。
新保式ボールウォーキングは
前足を力強く前へ出す事で進むのではなく
後ろ足に注力します。
後ろの足首を伸ばすと
自然と身体が前に押し出されて
重心が前足の上へとスムーズに移動します。
つまり、
前足よりも 後ろ足の使い方を特に意識します。
まるでボールが転がるように
スムーズに自然に歩く。
そして 新保式ボールウォーキングの特徴は
この3つにあります。
① 筋力に頼らないから疲れない
② 膝痛、腰痛など痛みに振り回されない
③ 自然と歩くスピードが早くなる
この歩き方は筋力には頼りませんが
必要な関節がぐーっとしっかり伸びますし、
関節がしっかり伸び縮みしますので、
力を入れて動かすよりもしなやかに足が使えるのです。
そして 自然と美脚効果も期待できます!!
>>詳しくはこちらをご覧ください(動画あり)
次回は
『足の付け根<そけい部>を伸ばす』歩き方について
お話します。どうぞお楽しみに ♪
今週末は 富山にて
新保式ボールウォーキング & インソール製作会の開催です。
富山にお住まいの方。
富山に 大切なご家族やご友人がいらっしゃる方。
残席僅かとなっておりますので
どうぞお早めにお申込みくださいませ。
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