いつも 南青山『足から治療院』クレアーレのブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
桜の季節は終わりましたが、日中は春らしく過ごしやすい気温が続くようになりました。これからは 散歩やウォーキングに気持ち良い季節ですね。
ウォーキングと言えば…先日「ウォーキング」をテーマにした取材のご依頼をいただきました。
記事が掲載されますのは 富士フィルム様から発行されている素敵な会報誌。秋号に掲載されます予定ですので またあらためてご案内させていただきます。
「歩く」という日常動作は 毎日無意識に行なっている方がほとんどですが、実は この「歩く」「立つ」といった動作が 健康を大きく左右するのです。
今回の取材でも「正しい歩き方」「正しいお身体の使い方」をテーマにお話させていただきました。
その歩き方 不調の原因かも?!
「1日1万歩を歩く」「できるだけ大股で早歩きが良い」「親指で地面を蹴って歩く」「ふくらはぎに力を入れて歩く」…
誰もが一度は こういった健康情報を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
もちろん目的にもよりますが
毎日の日常生活で考えるならば これらの歩き方はかえって不調を招いてしまいかねません。
考えてみてください。
誰しもが 生まれてからハイハイをして つかまり立ちをするようになりやがて歩けるようになると、親や周りの大人たちの見様見真似で いつの間にか歩き方を覚え そして我流で歩くようになってしまいます。
つまり 身体に良い「正しい歩き方」を習ったことがないまま 大人になってきているのです。
特に日本は、歩き方はもちろん 足や靴に対する知識や文化が まだまだ未発達な為、「良い」と信じてきた歩き方や靴選びが
実は 逆にお身体に大きな負担をかけている、そんなケースを見ることが少なくありません。
私は、毎日1万歩を一生懸命歩いて、かえって膝や腰を痛めてしまった方を大勢見てきました。
ボールが転がるように歩く
私が考える正しい歩き方とは、速く歩けることでも 地面を蹴って歩くことでも 力強く歩けることでもありません。
「ラクに歩ける」ことです。
例えるならば、サイコロを転がすようんコツンコツンと角張った歩き方をするのではなく、ボールが転がるようにスムーズに歩くイメージです。
ボールが転がるように歩くためには 決して力んではいけません。これが正しい歩き方の大前提です。
筋肉に余計な力みがあると ふくらはぎだけでなく全身が緊張状態となり 疲れや歪みを生じさせます。
まずは「バランスポイント」
リラックスして歩き出すためには、一番バランスよく力まない足裏の位置に体重を乗せて立つ必要があります。
その位置を「バランスポイント」と言います。
ここに体重がストンと乗るように立つと、ムダな筋力を使わなくても不思議なほどラクに立ち続けることができます。もちろん ラクに歩けるようにもなります。
バランスポイントを意識して立ったり歩いたりすると、お身体を真横から見た時に 耳・肩・腰・膝・くるぶしが一直線になります。これが理想の姿勢であり、お身体にも歪みが出ず、筋肉に余計な負荷をかけることなく力まずにお身体を使えるでのです。
バランスポイントに体重を乗せて立っていただくと
もしかしたら「いつもと全然位置が違う!」「体重が後ろに乗っている気がする!」と感じる方も多いはずです。
普段 無意識に立ったり歩いたりしている位置が、実は 常につま先に重心がかかっていたり、その逆だったり、足やお身体に負荷をかける重心位置であることが非常に多いのです。
慣れないうちはついいつものクセが出てしまうかもしれませんが、バランスポイントを意識してゆっくり歩いてみてください。そして 外を歩く際だけではなく、ご自宅や職場や学校など ぜひ屋内で歩く際にも気をつけてみてください。
足はお身体の土台です
健康への近道は、普段 無意識に行ってしまっている「日常動作」を正しく行うことにあります。
まずは「立つ」「歩く」といった毎日の動作を見直し、どうしても歪んでしまう足首を矯正して日々を過ごしていただくことが大切です。
そして、外反母趾 巻き爪といった足のお悩みだけでなく、膝痛 腰痛 股関節痛 O脚 肩こり 頭痛…といったお身体全体の不調も、足もとから歪みを整えて調整しなければいけません。
私たちフットマスターは、オーダーメイド矯正インソールの作成はもちろん 普段の歩き方や立ち方、そして履いていらっしゃる靴も診断いたします。まずは ご自身の「足=土台」を見直してみませんか?
全国でウォーキング講座も開催しておりますので、ぜひご参加いただければと思います。
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南青山『足から治療院』クレアーレ 代表
フットマスター 代表
新保 泰秀