いつも 南青山『足から治療院』クレアーレのブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
今年の春は 桜の開花もゆっくりめ。
晴れたり曇ったりで例年とは違う春景色となりましたが、東京の桜はほぼ満開。雨の日も多いですが 気温も上がってきて過ごしやすい毎日となりましたね。
「歩く」
意識したことはありますか?
春になると ウォーキングしたり散歩するのも気持ちの良い季節です。
「歩く」という動作。皆さんは毎日意識して行なっていますか?
ジムに行って身体を動かしたり、また 運動したりスポーツしたりする時は、「身体」について 何かしら意識をすることが多いかと思います。
でも実は、普段朝起きてから夜寝るまでの間 日常で何千歩と行なっている「歩く」という日常動作。意識していない方がほとんどなのです!
間違った歩き方は不調の温床に
私たちは、立ったり歩いたり走ったりする際に「足」が身体を支えてくれています。
つまり 身体の土台が「足」「足首」にあるということです。
もしその歩き方が 間違っていたとしたら?
もしその歩き方が いつの間にか身体全体に負担をかけているとしたら?
人間だけが持つ
「足裏」の天然アーチ
私たちの身体の安定を保ち、可動性を高めるために関節と並んで重要なのが「足裏のアーチ」です。
足裏のアーチというと まず最初に「土踏まず」が思い浮かぶかと思いますが、実は 足には3つのアーチがあります。
この3つのアーチが三脚のような役目を果たすことによって 私たちは安定して立つことができるわけです。
上記は 2019年に出版させていただいた私の本から抜粋したのですが、図のように 地面に足が接地して体重が足にかかると アーチは一瞬つぶれます。
これは 地面からの衝撃をクッションのように吸収して 足や足関節、膝関節、腰などにかかる負担を軽くするためです。
衝撃で一瞬潰れたアーチは 反発力によって再び元に戻ろうとし これが前に進むためのバネとなって スムーズに歩き続けるための推進力が生まれます。
しかし 最近ではこのアーチが「つぶれたまま」の方がとても多いのです。
足裏のアーチがつぶれると…
アーチがつぶれてしまう原因の多くは、日常的に無意識に繰り返される「歩く」という動作、特に「足首の運動」と深く関係しています。
ご存知ですか?
私たち人間の足首は 骨格の構造上、立って体重がかかった瞬間に「土踏まずのアーチが落ちて必ず歪む」ようにできています。
日々の「立つ」「歩く」といった動作が 大切なアーチに負荷をかけ、
そして アーチがつぶれたままの状態になると、着地の衝撃を吸収しきれなくなり、外反母趾や巻き爪や扁平足やタコといった足のトラブルだけでなく、早い段階で膝痛や腰痛や肩こりに悩まされることにもなりかねません。
つまり、足が「身体の不調の温床」になってしまうのです。
足裏のアーチを整えるには?
足の関節が正常に動き、足裏の3つのアーチが機能的に働くためには、常に「足首」が正しい位置にあることが重要です。
この足首の正しい位置を「ニュートラルポジション」と言います。
「立つ」「歩く」といった毎日の日常動作の中で どう対策すれば良いのか?
私たちフットマスターは「オーダーメイド矯正インソール」をご提案しております。
このインソールは、お一人お一人の足首の最も良い位置(ニュートラルポジション)を忠実に再現して作成する、完全オーダーメイドのインソールです。最も大切なのは「足首」なのです!
ベッドに寝て
石膏で足型をとるインソール
インソールを作製する時、通常は立ったまま足型をとる事が多いのですが、それでは足首は曲がったまま(歪んだまま)のインソールになってしまいます。
足首の関節をニュートラルに保つには、荷重のかかっていない無荷重な状態でないと 正確にはニュートラルは維持できません。平面だけでは計測できない足のラインも、正確に再現するのです。
よって当サロンでは ベッドに寝ていただき、無荷重な状態のまま石膏で3Dの型採りをいたします。
このように作成したインソールは、立った時や歩いた時にアーチがつぶれることを防ぐことはもちろん、お一人お一人の足首の最も良い位置(ニュートラルポジション)を再現したソールですので、このインソールを 毎日履く靴に入れて歩くことでそれが最高の治療法となるわけです。
まずは足の診断から
足首は どんな風に歪んでいるのか?
自分の歩き方は正しいのか?
どんな靴を履いたら良いのか?
私たちフットマスターは、オーダーメイド矯正インソールの作成はもちろん 普段の歩き方や立ち方、そして履いていらっしゃる靴も診断いたします。
健康は足から
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南青山『足から治療院』クレアーレ 代表
フットマスター 代表
新保 泰秀