こんにちは。
南青山にある足の専門科
オーダーメイド矯正インソール製作数日本一の
南青山『足から治療院』Creareクレアーレ代表
フットマスターの新保泰秀です。
今日は 私たちが毎日履く『靴』について
お話します。
私たちは 毎日靴を履いて歩きます。
この時代、裸足で外を歩く方はいらっしゃいませんよね。
日本も靴での生活はすっかりお馴染みですが
実は『正しい情報』が不足しています。
もともと 日本は草履(ぞうり)文化だった為
履きやすさや 脱ぎやすさを重要視していらっしゃる方が
あまりにも多いと感じています。
しかし、
当ブログでも何度かお話したことがありますが
理想の靴選びは
履きづらく脱ぎにくい、
足にフィットして一体感のあるものです。
なぜなら
足はお身体を支える土台。
かかとがしっかりと安定してフィットし、
歩いても靴の中で足が遊ばず、
開口部分ができるだけ狭く、
足に合った靴を選ぶ事が最重要だからです。
足に合わない靴を履いていたら
どんなに正しい歩き方をしようとしても
一歩踏み出す度に 足首が左右にブレ
着地する度に 足とお身体にダメージを与えることになります。
ご存知ですか？
靴を履く習慣のない、
アフリカや南米、アジアの一部の地域に比べて
日本を含め、靴を履く習慣のある国の方が
圧倒的に足の障がいが多いのです。
靴を履かない国の 足の障がい発生率は
全ての整形外科疾患のたった3%。
これに比べて
靴を履く事が習慣になっている国は 60～65%。
この数字からも
靴の 足への影響がいかに大きいかが
おわかりいただけると思います。
靴の役割とは？
靴はファッションであるのと同時に
『足を守る』という大切な役目を果たしています。
靴を履く事は『自分を守る事』
守るものだからこそ
履ければ何でもいいわけではなく
足や足首の正しい動きを妨げない、
サイズがきちんと自分に合ったものを選んで履く事で
私たちが本来持っているお身体のポテンシャルを
遺憾なく発揮できるのです。
日本とは違い、
靴が文化として根付いている欧米などでは
見た目だけでなく、
靴が及ぼす足の健康について
多くの人が重要視しています。
例えばドイツ。
ドイツでは
整形外科医による靴技術を基に開発された靴が一般化され
『足の健康を考えた靴ならドイツ靴』
と言った国際的な共通認識も生まれています。
また
『足の疾患や障がいによって歩行が困難な場合は まず “靴” を見直す!』
というのが 欧州では一般的のようです。
ドイツの子供達は
股関節・脚長差・足の変形(内反外反・扁平足等)など
定期的にチェックされ、
家庭でのしつけや 学校教育の一環として
靴の履き方や 歩き方も取り入れられています。
全ては正しい情報から
残念ながら 日本では
小さい頃に正しい歩き方を教えてもらう機会はなく
ほとんどの方が『我流』で歩きます。
大切なのは 正しい情報を正しい順番で実践する事。
歩く、という行為も
靴を履く、という行為も
私たちはほぼ毎日行っています。
だからこそ
1日でも早く、あなたの歩き方や靴選びを見直していただきたいのです。
お身体を支えているのは『足』である事。
そして
『足首の歪み』が足の疾患だけでなく お身体の不調を引き起こす事を
知っていただきたいのです。
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