こんにちは。
南青山『足から治療院』クレアーレの新保(しんぼ)です。
前回から、間違いだらけの7つの歩き方についてお伝えしています。
本日は2つ目。
こちらのチェック項目に一つでも該当する方。
あなたの歩き方には何かしらの課題があります。
そして、あなたのお身体の不調の根本原因が、見えてくるかもしれません。
□ 直立した時に、つま先に重心がかかっている
□ 直立した時に、どこに体重をかけて立っていいのか わからない
□ 何も意識せずに立つと、左右のどちらかの足が外に開いてしまっている
□ 足の裏を意識して歩いていない
□ 地面を蹴って歩いてしまう
□ 歩く時 全身が力んでしまい、疲れやすい
□ 歩く時、足の付け根が伸びている感覚が全くない
□ 歩いている時、膝が曲がっている
□ 歩いている時、ふくらはぎに力が入ってしまう
□ 靴底がすぐに減る
□ 猫背である
② 足首を自由に動かせない
普段の生活の中で、立ったり歩いたりする時、
重心がつま先に乗っていると、足指は自由に動かせません。
ではなぜ、つま先重心では良くないのでしょうか。
成人の1日の平均歩行距離は約6.4kmと言われています。
散歩や通勤、お家の中での移動も全て含めてです。
これを歩数に換算すると7,500歩前後は歩いている事になります。
1歩を踏み出すごとに足にかかる衝撃は、体重の1.25倍。
60kgの方なら75kgの衝撃を、足は歩行の度に耐えているのです。
1日に換算すると なんと約563トン。
ちなみに、象ですら1頭5~7トンです。
。。。それから比較すると、足にかかる衝撃は相当なものです。
つま先だけで これだけの負担を請け負うという事は、
あらゆる障害の根源になりかねない事は予想がつきます。
また、つま先重心になる事で、お身体の使い方にも影響を及ぼします。
つま先で踏ん張ることで、お身体のバランスを崩さないようにと
前かがみになり、猫背にもなります。
歩く時のポイント
歩く時はかかとから着地します。
かかと にかかった体重は、かかと から小指にかけてのアーチで衝撃を緩和して
小指から親指へと移行。
その際、足指で地面をしっかりとつかんで次の一歩を出すための推進力を作ります。
しかし、つま先に力を入れて歩いていると、全身にも力が入り 疲れてしまいます。
高いヒールやパンプスやストッキング、つま先の細い靴など、
足指の自由を奪ってしまうものは、本来、正しい歩き方をするには向いていません。
ただし、履かざるを得ないシチュエーションや、おしゃれとして履きたい日もあるでしょう!
ヒールの高い靴を履くことをあきらめないでください!
より後ろ足を伸ばして歩くことで 足首に負担をかけずに歩けます。
(『新保式ボールウォーキング教室』にて詳しくお伝えしています)
1日履いたからと言って、数時間履いたくらいですぐに足に痛みが出たり、
お身体に影響を及ぼすかと言ったら、もちろんそうではありません。
日常的に履く習慣が、足指が不自由でも平気な環境を作ってしまいます。
そうならないように、足指の自由を奪う靴は、履くなら短時間だけ、と心がけましょう。
そして何よりも、
正しい歩き方をすること。
そして、ご自身に合った正しい靴を選ぶこと。
そして、世界にたったひとつの、
オーダーメイド矯正インソールの着用により、歩くことが楽しくなりますよ♪
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次回の新保式ウォーキング教室の詳細はこちら
歩き方だけでなく、正しい靴の選び方や
足首の使い方についても詳しくお話します♪
http://minamiaoyama-foot.com/walking-school-form/
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