こんにちは。
南青山『足から治療院』クレアーレの新保(しんぼ)です。
今日からいよいよ3月🌸
春の訪れと共に、気持ち良く外を歩く機会も増えてくるかと思います。
毎日使うあなたの大切な足。今回はそんな『足』の役割についてお話します。
足は健康を保つために、3つの重要な役割を担っています。
『あし』と言っても 漢字で書くと『足』と『脚』があり、
英語でも『FOOT(フット)』と『LEG(レッグ)』に分かれています。
『足』『FOOT』は足首から先のこと。
『脚』『LEG』 は股関節から下のことです。
これからお話するのは『足』『FOOT』のことです。
足の役割 ①体重を支える
動物の中でも二本足で立つのは人間だけ。他の動物は、体重を4本の足で支えているのに対して、
人間は2本の足で支えるため、その負担は相当なものです。
直立した状態では、2本の足に全体の体重がかかっている事になります。
ご存知ですか?
足裏と地面の接地面積は、体表面積のわずか1%でタバコ1箱分程度!
これだけの面積で、どのようにバランスを取っているかというと、
親指の付け根、小指の付け根、かかとの真ん中の3点を使って、
カメラの三脚のように立っているのです。
そしてこれらの3点を結ぶラインを『アーチ』と呼ぶと言うお話は、
前回お伝えさせていただいたかと思います。
足の役割 ②歩きをスムーズにする
足の関節の複雑な動きの組み合わせによって、足首を伸ばしたり曲げたり、
また足の内側や外側に体重がかかったりします。
そういった動きの組み合わせによって、歩いたり走ったり、飛んだりします。
歩行時に着地した衝撃をアーチで吸収し、それを推進力に変え、無駄な力を使わずに
次の一歩を出す役目をしているのが『アーチ』であり、足の関節の働きなのです。
この関節の動きがスムーズでなかったりバランスが悪いと、疲労や身体の痛みに繫がるのです。
足の役割 ③血液を心臓に送り出す
皆さんの中で、例えば立ちっぱなしだったり、長時間座り続けていて、
気がついたら足がパンパンにむくんでしまった、というご経験は多いのではないでしょうか。
これは、血液が心臓より下に滞っている状態にあります。
血液は酸素や栄養を身体の隅々まで運ぶ大切な役割があるので、
下半身だけに留まるわけにはいきません。
となると、重力に逆らって、下半身にある血液を心臓に送り戻す必要があります。
それが、つま先の背屈と底屈という動きによって、
足首を使ってふくらはぎを弛緩・収縮させる事です。
背屈とはつま先を上げる事。
底屈とはつま先を下げる事です。
歩くごとに背屈と底屈を繰り返す事によって、ふくらはぎの筋肉が
牛の乳搾りのような状態になって
筋肉がポンプ代わりをしてくれて、血液を心臓へと送り返してくれるのです。
これがうまく出来ないと、下半身に血液が滞り、疲労を感じたり、むくんだりします。
背屈と底屈は、正しく足首を使う事が出来ないとその効果は下がってしまいます。
そういった意味でも足首の動きは 本当に大切なのです。
毎日使うあなたの『足』。
本当に正しく使えてますか?
次回のウォーキング教室開催について
足について、もっと詳しくお知りになりたい方。
次回は4/1(土)に講座を開催いたしますので、是非お越しくださいませ。
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歩き方だけでなく、正しい靴の選び方や
足首の使い方についても詳しくお話します♪
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