いつも 南青山『足から治療院』クレアーレのブログをお読みいただき
誠にありがとうございます。
今日は 日本人の視点から
立つ、歩く、という日常の動作について お話させていただきます。
そもそも 私たち日本人は
歩くことがあまり上手ではありません。
それは 先祖代々から受け継がれた 生活スタイルによるものが大きいようです。
農耕民族だった日本人は
作業をする時に 鍬で土をならしたり 種をまいたり
それらを収穫したりする時に
「身をかがめて」作業をすることがほとんどでした。
鍬にしても ノコギリにしても また日本刀にしても
奥から手前に引く力を使うことがほとんどです。
「引く」という動作によって 背筋を使う為
背中が丸くなり お腹が緩むようになります。
また 古来日本では 椅子の生活ではなく「床」での生活が多く
座る際は あぐらをよくかきました。
あぐらは 腰が落ちて常に骨盤が後ろに傾いてしまいます。
骨盤が後傾気味になることでも 背中は丸くなり
日常的に太ももの裏が緊張し
歩く時にも 太ももの前とふくらはぎで バランスを取ろうとする為
自然と脚が太くなりがちです。
さらに 太ももの裏側が緊張すると同時に
股関節まわりの筋肉が縮んでしまう為
股関節を伸ばして歩きにくく
日本人は「ちょこちょこと歩く」ようになってしまったのです。
そけい部を伸ばして歩く
日本人ならではの お身体の使い方の癖。
それはまさに 古来からの文化や歴史とも 大きく関係しているのです。
思い出されてみてください。
子供の頃、『正しい歩き方』を習った事はありますか?
重心の置き方、歩き方、足の使い方…
習ったことなどないのではないでしょうか?
実は私たちは
行進や 前へ習えや かけっこはした事があっても
ほとんどの方は
「歩き方」「立ち方」を習う機会はありませんでした。
お母さんのお腹から生まれて来て
ハイハイができるようになり
親から 学校から 歩き方の教育を受けるわけでもなく
誰もが生活の中で当たり前のように習得して来たかと思います。
考えてみてください。
歩く事ができるからと言って
それが正しいかどうかは全く別のお話。
それゆえに 誰もが無意識に『我流』なのではないでしょうか。
だからこそ
まずは正しく立ち、歩くことから見直すべきなのです。
人間の身体は本当に不思議なもので
今がおいくつであっても どれだけご年齢を重ねても
お身体は 正しく使えば使うほど 磨かれていきます。
私たちが本来持っている身体能力を正しく活かす為にも
まずは「正しく歩く」ことから
はじめてみませんか?
まずは1日300歩
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